2009年07月04日

マドンナの宝石/ヨーロピアン・ジャズ・トリオ

[sAWYgI.jpg格調高いヨーロピアン・ジャズ  
ファンキーでグルーブ感があるアメリカン・ジャズと、スイング感と洗練されたヨーロピアン・ジャズ。好みもアメリカ派とヨーロッパ派とはっきり分かれるほど両者のジャズスタイルは違う。
「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」はクラシックの文化の中で育っただけあって、繊細さと洗練さの品の良さが国内のファンを魅了している人気のトリオだ。
リラックスして聴ける邪魔にならないジャズだが、いつの間にかじわじわと胸にしみ込んでくる。アルバムはクラシックを素材にした作品集だが、見事にジャズにアレンジされクラシックの名曲の新しい魅力を引き出している。外に出られないこんな時期には、読書でもしながらBGMにいいかもしれない。

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2009年06月27日

ハンド・オン・ザ・トーチ/Us3

img011.jpg梅雨をぶっとばせ!U
DJジェフ・ウィルキンスが中心とする英国のユニットUs3の名門ブルーノートからのリリースだ。ブルーノートの名曲をサンプリングするという企画だが、1曲目の「カンタループ」はハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」をサンプリングしたものだが、世にヒップホップジャズを広げた曲でもあった。
今改めて聴いてもその精緻かつグルーヴィな音作りには感心してしまう。
2004年のアルバム「Questions」では同曲がソウルリミックスとボッサリミックスで収録されているので聞き比べてみるのも面白い。

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ラブ・ランド/ロニー・リストン・スミス

j[XgX~X^uh.jpg梅雨をぶっ飛ばせ!T
独特の浮遊感とエネルギッシュなロニーのサウンドは、当時のアジムスやスパイロ・ジャイラなど涼しげなラテンフレーバーな音楽とは対照的だった。
ブラック・ミュージック色が濃くダンサブルなロニーの音楽は、当時は一部のファンにしか指示されていなかったように思う。
しかし、クラブ系の音楽が確立した現在、彼の音楽が今頃になって指示されるという皮肉な現象はうれしい限りだ。独特のグルーヴ感と腰が浮いてしまうタテノリのリズムが今の時代にフィットするのだろう。ブラスアンサンブルを多用するなど彼の音楽にはジャズスピリットを感じさせるものがあった。スタンリー・タレンタインのジャズアルバム「シュガー」にも彼が参加しているので、聴き比べるのも面白いかも。

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2009年06月13日

JUST FOUR/native

lCeBu.jpg世界に通じるジャパニーズ・ジャズ
「native」はアコースティックジャズを基盤にし、クラブジャズシーンで活躍するクールでスタイリッシュなカルテットだ。アルバムは、昨年2月にリリースされたものだ。
1曲目からアップテンポで加速していき、スピード感とグルーヴ感が何ともカッコいい。曲によっては流行りのラテンリズムを取りいれているあたりもイマ的でいい。元々、クルマで全国を回りながらライブ活動をしているからだろうか、リラックスした中にもスタジオ録音とは思えない緊張感とライブな雰囲気が伝わってくる。4人の個性のバランスも良くクリエイティブなサウンドは海外でも評価が高い。

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2009年06月06日

ダンス・ユア・ハート/SAYA

SAYA.jpg入門向けさわやかジャズ
ブラック・ミュージック界の大御所ネビル・ブラザーズのレギュラー・メンバーという経歴を持つ、サンフランシスコ在住日本人女性ピアニスト「SAYA」の国内レーベルからのデビューアルバムだ。女性特有のしなやかさとフレッシュ感が魅力で、選曲もスティングのフライジャイルやジェームス・ブラウン、ビートルズ他スタンダードまで幅の広いジャンルを4ビートにとらわれない柔軟なアレンジで演奏している。彼女をもっと知りたければwww.saya.comへどうぞ

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2009年05月30日

アップフロント/ポール・ブラウン

|[uE.jpg名プロデューサーの気合のはいった一枚
1980年、爆発的にヒットしたグローヴァー・ワシントンJRの「ワインライト」以来、このジャンルではメガヒットアルバムがあったか記憶にないほど低迷の時代が続いていたと思っている。紹介するアルバムは大物アーティストのプロジュースに携わってきたギタリスト、ポール・ブラウンの1stアルバムだ。プロデューサーらしいセンスの良さはズバ抜けており、聴き応えのある内容でギタリストとしての実力を見せつけた2004年を代表するアルバムだ。
どれも佳曲ぞろいだが、自作のCDに入れているリズミカルな「Angelはクルマの中でもよく聴く曲だ。ジョージ・ベンソンを思わせるオープニングの「Wes’Coast Swing」はスキャットも魅力的だ。

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2009年05月23日

デューク・ジョイント/クインシー・ジョーンズ

NCV[.jpgタテノリはお好き? パート2
プロデューサーとして活躍するクインシーは、グラミー賞をはじめ数々の音楽賞を受賞している。マイケル・ジャクソンの「スリラー」は彼のヒット作だし、ジョージ・ベンソンの「ギブ・ミー・ザ・ナト」や自身のアルバムである「愛のコリーダ」など、誰でも一度は彼の名前を耳にしたことがあるほど、ジャズのみならずブラックミュージック界やポピュラー音楽界における彼の功績は大きい。
アルバム創りは大物ミュージシャンを多数起用するなど全てにおいて完成度が高い。いずれ彼のジャズアルバムも紹介したいと思うが、今回は入門ということで比較的新しい一枚を選んだ。ブラックミュージック色が濃いが、モダンでかっこいいアレンジがgoodだ。参加ミュージシャンにも注目。

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2009年05月16日

デュオトーン/ケニー・G

Pj[f.jpgタテノリはお好き? パート1
今でこそバラードの貴公子みたいな代名詞がついているが、デビュー当時はブラックミュージック色が濃くダンスミュージック的なアルバムをリリースしていた。
ここ数年のアルバムは、女性ファンを意識してかバラード集が多く少々不満もあるが、スムースジャズでは名実ともに第一人者である。
ジャズ色の濃い「クラシックス〜キー・オブ・ケニー・G」も出来のいいアルバムだが「タテノリはお好き?」というテーマからいうと、初期のアルバム「デュオトーン」がおすすめだろう。ノリのいい軽快な曲ではじまる「愛の鼓動」は打ちこみのカッコ良さと流れるようなケニーのアドリブが印象に残る。同アルバム中の「ソングバード」がシングルヒットした。

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