2016年06月11日

The Lady Wants to Know/ローラ フィジィ

ローラフィジィ.jpgいつのまにか思いを馳せさせるアルバム
ボサノバジャズの入門としては、ブラジル音楽やボサノバを聴くのが一番ということで選んだ一枚。ハスキーで深みのある表現力と心地よい歌声に酔いしれてしまうアルバムだ。
聴きなれた曲が沢山入っていることも入門用としてはおすすめ。夏のどんなシチュエーションでもイケるので車にも一枚あるといいね。
マイケルフランクスとのデュエット"Tell me all about it"は、アルバムの中でも、とても印象に残る名曲。他にもトゥーツシールマンスの参加も良いアクセントになっている。

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2016年04月19日

イン・ボストン/クリス・ボッティ

クリスポッティ.jpg至高の名演は心を熱くする。
ボストンでのライブ盤です。
豪華なゲスト、煌びやかなストリングス、演出、構成、全てがどう言葉に表していいのか困ってしまうくらい素晴らしい。
実は、DVDが出ている。会場の全員が演奏に魅了され一体となっている雰囲気が画面を通して伝わってくる。誰もがこの日、幸せな時間を共有したに違いない。
スティングやヨーヨー・マ、スティーヴン・タイラー、他どれも見逃せない演奏ばかりで万華鏡を見ているかの様な素敵な気持ちにさせられる。キャサリン・マクフィーが歌う「アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」は、キュートでついつい見いってしまった。「フラメンコ・スケッチズ」も印象に残る名演だ。サイドメンもいいしマーク・ホイットフィールドのギターも見逃せない。
クリス・ポッティの哀愁と情熱的な世界にどんどんひきずりこまれていく。
映像が目に焼きつき、消えない余韻が続く。
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2016年04月15日

ペイトンズプレイス/ニコラス・ペイトン

ニコラスペイトン.jpg気持ちいいくらいジャズしてる。
サイドメンをがっちりかため、ウィントン・マルサリスやロイ・ハーブローグ、ジョシュア・レッドマンをゲストに、クールな演奏が12曲も続き気持ちのいいジャズが聴ける。
時には躍動的に時にはグルービーにモダンでモードなスタイルとケレン味のないストレートな演奏はクール。
テンポの良い曲やスロー、バラードなどメリハリのある構成は店のBGMにも良さそうだ。スタイリスティックスのヒット曲「ピープル・メイク・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」のカヴァーのアプローチもいい!
ジャズを聴き始めた初心者にも良い刺激になるおすすめのアルバム。
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2010年02月26日

ワインライト/グローバー・ワシントン・ジュニア

O[o[.jpg80年代のフュージョンシーンのアイドル
クロスオーバー・ミュージックの立役者でもあったジョージ・ベンソンやクルセイダーズ、ボブ・ジェームス、クインシー・ジョーンズなどと一時代を築いた一人だ。
サックス部門ではデビット・サンボーンと人気を二分していた。アルトサックスの他に、テナーやソプラノを使い分けているが、個人的にはソプラノサックスの演奏が好きだ。
ビル・ウィーザーズが歌う「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」は当時は爆発的なヒットを飛ばした名曲である。街中でもよく耳にしたし、FM局でもよく流れていた。何だかイイ音楽が詰まってそうな洒落たジャケットデザインは期待を裏切らなかった。
メローで甘美な世界は、のちのスムース・ジャズのお手本となるアルバムである。


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ハイダウェイ/デイヴィッド・サンボーン

frbhT{[.jpg僕をジャズへ導いたアルバム
70年代のクロスオーバーミュージックからフュージョンに移り変わる過渡期、80年の名作だ。
心地よいだけのマンネリ化したクロスオーバーに終止符を打ったと言っても過言ではない衝撃的なアルバムだった。ハンク・クロフォードの影響を受けながらも、誰もがマネの出来ないオリジナリティーをもつサンボーンは流麗なメロディラインの中に筋の通った硬派な音楽を創り出す。
初心者でも気にならないアドリブにはジャズの要素がたっぷり詰まっている。共演者も凄くアイディアにあふれたクオリティーの高いアルバムだ。タイトル曲を初めて聴いたときの衝撃は今でも忘れることができないし、2曲目の「カーリーへ捧ぐ」は今どきの言葉なら「ヤバイ」だろうか。
心に染み入る泣きのサンボーン節は歌心に溢れている。
感性豊かだったあの頃のマイ・フェバリット・アルバムだ。

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2010年01月23日

リファレンス・ポイント/アコースティック・アルケミー

t@X.jpgアコースティックに魅せられて
イギリス出身のアコースティック・ギター・デュオだ。
なんとなくゴンチチを思わせる独特の世界観はニューエイジ的でもあり、スムース・ジャズとは言えないかもしれない。
スチール弦とナイロン弦のハモリの一体感。アコースティック・ギターの音色の魅力を再発見させるほど素晴らしいアーティストだ。
澄んだ音と哀愁を感じさせるプレーは、スローから小気良いリズムに乗ったスピード感あるプレーまで聴きものだ。まるで生音のような臨場感はGRPらしい録音だ。
豊かな才能は、デイブ・ブルーベックの「テイク・ファイブ」を聴くと分かるが、見事なアレンジと奥深い表現力はとにかくクリエイティブだ。

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2009年10月14日

ワン・オン・ワン/ボブ・ジェームス&アール・クルー

vicj61518.180.jpg秋風を感じながらジャズ・クラシックを聴く                              
数々のヒットアルバムをリリースしているボブの70年代後半の名盤中の名盤だ。心地良いメロディアスなインストゥルメンタル・アルバムだが、何度聴いても邪魔にならない極上のBGM空間を創り出してくれる。ニューヨークを想わせる都会的なアレンジとアール・クルーの洗練されたアコースティックなギターサウンドは、最上級のコラボレーションだ。
アール・クルーは黒人ではあるが、ソウル的ではなく明るく爽やかなプレーが持ち味だ。ボブの音楽に自然に溶け込んでいる。

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2009年09月06日

イッツ・オール・グッド/ブライアン・シンプソン

uCA.jpgスィート&メローなアーバンミュージック
まるで60〜70年代頃のジャケット・デザインだが、まぎれもなく現代のスムースジャズ界の人気キーボード奏者ブライアン・シンプソンの2006年にリリースしたアルバムだ。
ファンキーでリズミカルなアルバム・タイトル曲@は米ラジオ&レコード詩のスムース・ジャズ・チャートで5週連続No.1を記録した佳曲。ロマンチックでディープなバラードC「Twilght」もとても印象に残る曲だ。ジャズをバックグラウンドにしながら、ブラックミュージックの影響も受けており、一音一音に魂をこめ歌い上げるスタイルはバラードに本領を発揮するように思う。
アコースティックな音楽構成とサイドメンのサポートも聴き逃せない。
少しづつ秋めいてきたが、夜の時間が長くなるこれからに聞いてもらいたいアルバムだ。

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2009年08月08日

ア・ラブ・アフター〜ザ・ミュージック・オブ・イヴァン・リンス

C@X.jpg■夏の夕暮れ時にどうぞ
ブラジルのシンガー・ソングライター「イヴァン・リンス」のトリビュート・アルバムだ。
プロデューサーの底力なんだろうか?参加アーティストの凄いこと。スティング、ヴァネッサ・ウイリアムス、チャカ・カーン、ダイアン・リーブスと大物ばかりだ。
オープニングのスティングはいいなぁ。他のメンバーとは畑違いでちょっと異色だけど、ジャズやボサノバのアルバムでもゲストとして参加しているだけあって板についたものだ。イヴァン・リンスがこのアルバムの為に書き下ろした曲らしいが、スティングに実に良くハマッている。今は亡き、グロヴァー・ワシントン・JrのBのサックスも良く歌っているし、ニューヨーク・ヴォイセスもジャジーだしソウルフルなE、フレディーコールのロマンチックなHなどなど、飽きることのないバリエーション。ちょっと大人のブラジル音楽って感じで車でもイケルし、街中の夏の夕暮れ時にも合いそう。

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2009年08月01日

サンセット/カミエル

Camiel.jpgオランダ発のスムースジャズはちょっとサウダージ
インターネットラジオで流れていた曲「El Alba」が気にいり、即購入。入手方法はAmazon経由でカリフォルニア州よりファーストクラスエアメールで取り寄せた。
薄っぺらい紙ジャケがいかにも向こうものの感じでいい。タイトな音と小刻みなリズムの独特のグルーヴ感がクールでカッコ良く、ストリングスとボーカルアレンジ、リズムトラックの音選びも日頃聴いているスムーズジャズとは一味違うものだ。ボサノバや民族音楽的な曲など、全体に温かかな感情表現的な作りになっている。
暑い夏、これからの季節に聴いてほしい、ちょっとサウダージなラウンジジャズ。

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2009年07月04日

マドンナの宝石/ヨーロピアン・ジャズ・トリオ

[sAWYgI.jpg格調高いヨーロピアン・ジャズ  
ファンキーでグルーブ感があるアメリカン・ジャズと、スイング感と洗練されたヨーロピアン・ジャズ。好みもアメリカ派とヨーロッパ派とはっきり分かれるほど両者のジャズスタイルは違う。
「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」はクラシックの文化の中で育っただけあって、繊細さと洗練さの品の良さが国内のファンを魅了している人気のトリオだ。
リラックスして聴ける邪魔にならないジャズだが、いつの間にかじわじわと胸にしみ込んでくる。アルバムはクラシックを素材にした作品集だが、見事にジャズにアレンジされクラシックの名曲の新しい魅力を引き出している。外に出られないこんな時期には、読書でもしながらBGMにいいかもしれない。

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2009年06月27日

ハンド・オン・ザ・トーチ/Us3

img011.jpg梅雨をぶっとばせ!U
DJジェフ・ウィルキンスが中心とする英国のユニットUs3の名門ブルーノートからのリリースだ。ブルーノートの名曲をサンプリングするという企画だが、1曲目の「カンタループ」はハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」をサンプリングしたものだが、世にヒップホップジャズを広げた曲でもあった。
今改めて聴いてもその精緻かつグルーヴィな音作りには感心してしまう。
2004年のアルバム「Questions」では同曲がソウルリミックスとボッサリミックスで収録されているので聞き比べてみるのも面白い。

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ラブ・ランド/ロニー・リストン・スミス

j[XgX~X^uh.jpg梅雨をぶっ飛ばせ!T
独特の浮遊感とエネルギッシュなロニーのサウンドは、当時のアジムスやスパイロ・ジャイラなど涼しげなラテンフレーバーな音楽とは対照的だった。
ブラック・ミュージック色が濃くダンサブルなロニーの音楽は、当時は一部のファンにしか指示されていなかったように思う。
しかし、クラブ系の音楽が確立した現在、彼の音楽が今頃になって指示されるという皮肉な現象はうれしい限りだ。独特のグルーヴ感と腰が浮いてしまうタテノリのリズムが今の時代にフィットするのだろう。ブラスアンサンブルを多用するなど彼の音楽にはジャズスピリットを感じさせるものがあった。スタンリー・タレンタインのジャズアルバム「シュガー」にも彼が参加しているので、聴き比べるのも面白いかも。

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2009年06月13日

JUST FOUR/native

lCeBu.jpg世界に通じるジャパニーズ・ジャズ
「native」はアコースティックジャズを基盤にし、クラブジャズシーンで活躍するクールでスタイリッシュなカルテットだ。アルバムは、昨年2月にリリースされたものだ。
1曲目からアップテンポで加速していき、スピード感とグルーヴ感が何ともカッコいい。曲によっては流行りのラテンリズムを取りいれているあたりもイマ的でいい。元々、クルマで全国を回りながらライブ活動をしているからだろうか、リラックスした中にもスタジオ録音とは思えない緊張感とライブな雰囲気が伝わってくる。4人の個性のバランスも良くクリエイティブなサウンドは海外でも評価が高い。

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2009年06月06日

ダンス・ユア・ハート/SAYA

SAYA.jpg入門向けさわやかジャズ
ブラック・ミュージック界の大御所ネビル・ブラザーズのレギュラー・メンバーという経歴を持つ、サンフランシスコ在住日本人女性ピアニスト「SAYA」の国内レーベルからのデビューアルバムだ。女性特有のしなやかさとフレッシュ感が魅力で、選曲もスティングのフライジャイルやジェームス・ブラウン、ビートルズ他スタンダードまで幅の広いジャンルを4ビートにとらわれない柔軟なアレンジで演奏している。彼女をもっと知りたければwww.saya.comへどうぞ

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2009年05月30日

アップフロント/ポール・ブラウン

|[uE.jpg名プロデューサーの気合のはいった一枚
1980年、爆発的にヒットしたグローヴァー・ワシントンJRの「ワインライト」以来、このジャンルではメガヒットアルバムがあったか記憶にないほど低迷の時代が続いていたと思っている。紹介するアルバムは大物アーティストのプロジュースに携わってきたギタリスト、ポール・ブラウンの1stアルバムだ。プロデューサーらしいセンスの良さはズバ抜けており、聴き応えのある内容でギタリストとしての実力を見せつけた2004年を代表するアルバムだ。
どれも佳曲ぞろいだが、自作のCDに入れているリズミカルな「Angelはクルマの中でもよく聴く曲だ。ジョージ・ベンソンを思わせるオープニングの「Wes’Coast Swing」はスキャットも魅力的だ。

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2009年05月23日

デューク・ジョイント/クインシー・ジョーンズ

NCV[.jpgタテノリはお好き? パート2
プロデューサーとして活躍するクインシーは、グラミー賞をはじめ数々の音楽賞を受賞している。マイケル・ジャクソンの「スリラー」は彼のヒット作だし、ジョージ・ベンソンの「ギブ・ミー・ザ・ナト」や自身のアルバムである「愛のコリーダ」など、誰でも一度は彼の名前を耳にしたことがあるほど、ジャズのみならずブラックミュージック界やポピュラー音楽界における彼の功績は大きい。
アルバム創りは大物ミュージシャンを多数起用するなど全てにおいて完成度が高い。いずれ彼のジャズアルバムも紹介したいと思うが、今回は入門ということで比較的新しい一枚を選んだ。ブラックミュージック色が濃いが、モダンでかっこいいアレンジがgoodだ。参加ミュージシャンにも注目。

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2009年05月16日

デュオトーン/ケニー・G

Pj[f.jpgタテノリはお好き? パート1
今でこそバラードの貴公子みたいな代名詞がついているが、デビュー当時はブラックミュージック色が濃くダンスミュージック的なアルバムをリリースしていた。
ここ数年のアルバムは、女性ファンを意識してかバラード集が多く少々不満もあるが、スムースジャズでは名実ともに第一人者である。
ジャズ色の濃い「クラシックス〜キー・オブ・ケニー・G」も出来のいいアルバムだが「タテノリはお好き?」というテーマからいうと、初期のアルバム「デュオトーン」がおすすめだろう。ノリのいい軽快な曲ではじまる「愛の鼓動」は打ちこみのカッコ良さと流れるようなケニーのアドリブが印象に残る。同アルバム中の「ソングバード」がシングルヒットした。

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